寝転び芝生

結城永人


愛は赤い
恋は黄色だ
情は紫がかったオレンジで
気持ちが薄くてこそ
芝生のような緑か

魂と心に色は感じなかった
黒と白かも知れない
夜と昼に透かされていて
魂と心に色は感じなかった

幾らか青い風の中

魂と心に色は感じなかった
糸と針で縫い合わされた
闇と光に貫かれるまま
魂と心に色は感じなかった