告白

結城永人


もしかしたら僕は君を裏切ってしまうかも知れないんだ。恐ろしい。愛すべき人よ。心臓が破裂するほどの勢いで、僕を振るわせてしまう。何と呼ぶべきか? 理性が損なわれて忽ち肉体が燃え上がる……。外皮としての社会性が暴かれて晒されて人間が常軌を逸して行く。裏切りは頑なに生易しい状態を表すんじゃない。悲しい野獣なら僕は幾らでもなれた。余りにも美しすぎる君に断じて性を求めて止まないというわけさ!

それなのに二人の間には何の共通性も世間並みに備わってないんだよ。死神、そうかも知れない。信じるべき神の可愛らしい仕業によって破られるのみの約束が保たれ続けてる。どうすると良いんだろう? とにかく新しい絆を作ってみる。君と僕との幸せの形としての約束、喜んで貫き通したくなるというか、そんな感じがする。