Dusty diamonds

結城永人


ありがとうっていいたかった。笑ってしまうけど、心配してくれて嬉しかったよ。少し離れるだけなのに、まるで死んでしまうみたいに。二十歳さ。恋さ。理想の人さ。「気を付けてね」、そんな一言が胸を去らない。僕は生きようと思った。幾度も見送っては立ち止まり、引き返そうとしながら何もしなかったな。

愛されるのは一人じゃないと分かった夕べ、世界中の誰よりも貴方を信じてた。