時間外のM

結城永人


妛の葉を誇らしく
感服された精力は
太くて短いという

五枚を切り取り
由来が狂乱的だ
源泉が温厚的だ
事情が爆発的だ
物象が純化的だ
極限が理念的だ
切り取ってみて

連綿する生命は何処へか
停泊する生命は如何にか

狂乱的な夢路だった
温厚的な行程だった
爆発的な回復だった
純化的な遍歴だった
理念的な褒美だった

時間外のMは僕自身かしら

なんて夢路の旅だろう
なんて行程の書だろう
なんて回復の薬だろう
なんて遍歴の虫だろう
なんて褒美の品だろう

掻き混ぜた一枚ずつが
恰も占いの如き仰山な
考察で調節を合わせる

黄昏が薄れつつも
確約される言質を
立ち退けやしない