独学道

結城永人


僕は不幸だ
押し潰す儚さが身に染みる
いっそ意味も
価値もなくなった

何のために生きるのか
誰のわけで
喜ばしい理知はある

神様は
愛して下さる
不格好な
僕を

完全に受動的だった
生かされるゆえの内情だ
過酷なんだ

どうせ構わない
身に染みる徳のかぎり

能動的になりたかったんだ

恋ならば味わい得る
狂おうと悩もうと
死のうとしても酸っぱい
不可知の僕で