デスティニー

結城永人


気付かないように
目尻で察知して欲しかった
呆けている暇もなく
見出されたはずだから
振り向かないで
結局は押し切れなくても
心を掴んだ
一幕だったと

僕よりも貴方は
生活を輝かしく飾るんだ
きっと幾年が過ぎて
果たされなかった
悲しみこそ疼かれども
相見えないどこかでならば

遣って行け、
星たちも嗾けながら
現れて来る……
光たちは囃しながら。
星たちは遣って行き――、
光たちが現れて来た。

着想よりか恋だ
色味も拐かしく得るので
きっと日時を通じる
まるで見覚えなく
引っ付いていた後目だった
胸では懐けやしない
触れるまでに刹那的な