滝壺巡り

結城永人


伏し目がちに
見て取った物事が苦しげで
言葉にも窮したまま
考えさせられる

もしか同じでなければ
呻きはしなかったはずの
劇的な状態なんだ

僕は厚遇するまま
根詰めへ憂悶したのだった
粛敬もあって
強ちに止められないや
嘆息していたわけで

かくも答案しない宿題が
人生を困難にするみたく

精力的な活動へは
眉も吊り上がるほどだった
恐れ入りも並べてだ