クリアネス

結城永人


渡さずにはいなかった
背を向けるような格好で
かくも危なっかしく
手並みと仕組むよりか
あけすけな感じを

僕は何なのか
誰なのかを君こそ
問い詰めなくてはならずに
超新星が瞬き出したので
いっそ遣り通すんだ
前例もなかった

時局のためならば
どんな断層も辞さなかった
狭苦しいらしいがてら

気付かれなくとも
良かったのかどうかは
考えても考えても
涙を禁じ得ないにせよ
人の世なんだ
学べない仲も
働けない柄も恐らく
なくはなかろう

玉葱を教えるまで
効かない彫像も適したと
骨休めするべきだから
火が燃えたのか