からり

結城永人


久し振りに感付いた
湿気のない空を見上げて
まるで瑞祥のような
気分も高まらずにいない

軒先で干された洗濯物が
いつになく閃くのを
黙って頷いていたかった

どことなく匂うのも
次いで乗じてみるよりだ

アロエは張り切って
幾つも葉を伸ばしたまま
土壌へと根差すべく
蓄えられた養分によって
ついぞない晴れ方と

色良く受け留めるわけで