逆光な炎

結城永人


遠くから見てみよう
抑え込まれた領分よりも
もっと離れて

泣いたのが初めてだと
感じるくらいずっと

何を目にしたのか
話してごらん
苦しくもないのに言葉は
出て来ないはずだけど
忘れないよ
君ならば僕が永遠なんだと
しかしながら
たぶん通り過ぎるのが
早かった

星が転がり落ちるまで
見てなかったら
必ずや

肯いたくなる
どんな迎え入れだとしても
肉体は降って湧くように
軽いわけなのさ
歴史へ刻みながら

話せないか
見付けていたものを
示さなかったので
追い越すべく