浄福

結城永人


どうか願いを守らせて

辛さを折り曲げたはずだ
まるで神との会話のように
弾まなくても良かったら
たぶん気は済まずにいない

折り曲げたはずの節度は
会話のように刻み込めよう
良かったら充溢感がある
済まずにいない静粛なので

およそ出会さなければ
短いながら露呈された
体質よりもないのやも
傷付いた涙たちは好き
言語らしく詩情そうな

早くも震え出した辛さを
味わうほどにまるで神との
交流が甚だ弾まなくてぞ
活かせる無類のたぶん気は

よもや守りと祈りたく
まさか祈りと望むべき