どぶ板クルー

結城永人


手にして投げ込む
虚偽の方へ
目覚めさせまいとした
何かを嫌い
誰かを憎み
イメージが地に落ちても
催眠されるよりは良い
超魔神め
リングに上がれ
肉体を切り放した怨霊で
人を緊縛するつもりか!?
吝嗇なパンチと粗雑なキックだ
かすりもしない
断じてへたれはしなかった
そしてそして
折れるだろう接続詞を
蹴り込むならば
双曲線が突き刺さり得る
インキチ
白亜紀の化石ではなく
まるで洗脳の黒幕のように
卑しい仕掛けであり
気の毒にしてはならない
三才児を抱き抱える詩情で
去り行けば笑ったはずだ
目覚ましく……――
強引な経緯の喃語は臭い
排除されながら
酷いともいう
街頭のガラクタを忌避して
迫り来る
光輝が
極めて
清く