闇夜のダイアリー

結城永人


魚や鳥を食べながら
死ななくてはならないと
可哀想に感じては
口数を減らした

殺されてしまう方へ
身を置かずにいられず
知りたい気持ちがあった

残る骨は詫びしい
刺々しく刺さる胸も
抉られて考えた
命そのもの

もしかりに気持ちを
切り放さないとすれば
号泣したはずだろう

美しく魚と触れて
正しく鳥と接しても
受け入れられなかった
弱さが神へ――