キャンプ

結城永人


僕に付いて来い
燃える火中へ放り込む
馬鈴薯がモヤモヤと煙たい
バーベキューは嫌いか?

劣情で覆われた君だ
たぶん誤解されてしまい
気を揉まなくてはならない
問題を抱えながら
淀んだ川を筏で下ろう
かくて鉛のように
頭を垂れる身振りで
不気味な独りも執拗ならば
抜け出せなくなる

河童がいても大丈夫!
理解できない性癖である
ほらほら流れて行く

付いて来ると良い
遺跡が無窮を告げる森へ
君は苦渋せざるを得ないが
繊細な課題を持ち併せ
搾るのも天狗というわけで
一向に把握したがらず
行き当たる芥だった

さあさあ
入り込めば楽しいだろう
まるで巣窟みたいか!
梯子を登ると市街を眺めた
苔蒸したバルコニーで
アヤフヤの吐息が洩れる
遊園地?
賛成したい僕は好きなんだ
冷たい気配に包まれて
止まった時間も
無二と認める