うひょー

結城永人


荒々しく歓迎される頃には
かつて一本気だったはずの
真骨頂が憧憬できるならば
惜しまないで帰って来ると
別れを告げる僕でありたい

神は弁えない天分を咎めた
使命を果たそうとしながら
引き離してしまった誰かへ
差し返してしまった何かへ
せめて夜の帳は閉められて

梃子でも動かない悲しみが
板張りの床に釘で打たれた
泣き崩れなくてはならない
きっと思慕した貴方という
満更ながら赦されるよりも

ヘリオトロープの水際にて
常軌を逸するか則れるかと
悉く倦ねに倦ねた36時間
精力の化身たちは料理店で
バスケット・ボールらしい

まさか高遠が不死鳥である
基点を漫遊する友好だった
無尽蔵のエネルギーとして
恰も直射日光へ当たる如く
間柄を深めようとしたんだ

威大ではないにも拘わらず
尻込みせざるを得なかった
どうせ腰抜けとなるべきで
子象が鼻を上げて口を開け
邁進しなくとも運気は良い