ネオンテトラ

結城永人


人生の流れを泳ぐ
二度と繰り返されはしない
自己発見の生き写しだ

なぜか気付かずに
知りも分かりもしなかった
問いで満ち溢れながら
向上するべき魅力を
纏っているので

考えて動いたとしても
正しかったのどうか

水中で彷彿させる
昔の日毎が思わしいと
まるで心を擽られるような
知覚力を掻き立てて

考えずにいないはずだろう
たとえ変わり果てても

胸に残る当時へ
感じ取らずにいなかった
幸徳が一度きりなんだ
取り逃さない魂胆の
行き先も穿つ