社会学

結城永人


種々とあるにせよ
祈りが通じなくては
不可能ではなかったか

僕一人では考え得ず
良くも持ち直していた
生き延びるに越さないで

きっと心当たりの
本源は神明なんだろう
無作為でもなければ

強いて否定したくない
懐疑するべきではないんだ
非難してはならなかった

金銭や物資や体裁が
反対になってしまって
滅却せざるを得なくなり

歴史的に仕方もなくて
仕様もない状態とはいえ
なぜか健在していた

弾ければ弾けるほどに
恵みそのものだろう
想定外だったんだ