麻衣で憩う日曜日

結城永人


ぽつねんと
広がって行くような
大きさの中の小ささがある
まるで涙だった

通って来る
たぶん天使とすれば
遊泳せずにはいない状態だ
一目散なのかも

早く急いで
海水の鮪たちよりも
縮んだ距離こそ感じさせて
とことんと翔る

久々に泣け
神様も渋く及ぼした
現実そのものの風情なのか
殆どは長らえず

どうしても
超えられ得ないまま
有さなくてはならなかった
熱望と似ている