閑かなGの備忘録

結城永人


僕は願いも望みも得られてしまった。心こそ透き通る。追い抜かれた恋しさが消えて行く。もはや択ぶべき馬車は人生だった。パンプキン・ケーキを食べながら進む。出会いは不毛なのだろうか、かりに単体で生涯を完済するとすれば。構わない。星が、魂を吹き込まれた光が僕を照らして笑っている。現れないにも拘わらず、どんな祈りがあるのかしら。誰かの何かを叶える夢ならば僕には任務が重たかろう。泣きたい。死ぬべきだ。声どころか姿でさえも廃れかけている。ついに天上の命たちよりも重なり合う内面はなくなった。運ばれる。一切が僕を歓迎している。理性の喜びだ。干からびたように、まるで続かなかった想いがある。報われるのか。触れ込むには気が向かない。天使よ。