脱腐心

結城永人


自分一人でも
生存しなくてはならない
努力の意味や
勤勉の価値を
再認するべきだったんだ

どうしてか
気持ちは明かし得ない
貴方がいてもいなくても
象徴化されなければ
喜べやしなかったのだろう

僕には感じられる
胸の奥へ来した物事だ
本性的な命題に他ならない

やはりむしろ
思想は世間の調和だった
主義も立場の確定なので
無意識と加担したまま
直属する精神があって
内面こそ規律していたのだ

現時点の魁に
身に付けた手段で
目的を遂行できないとは
仲間として団結をも
滅亡したくない

誰もかも通過ながら
恰も溢れ落ちの如き状態で
納得する理法が不可欠だ