現代詩~テキスト~

結城永人


なんで歌うのか
読者がいてもいなくても
味わう舌が喜んだ
怪鳥は快調な潮流で

団体も褒賞を発行する
氷河期のマンモスの
思潮は復調にも拘わらず
伏線が仕切る方へ

たらりろ延ばす
修業中の身でありながら
公然とソックリに
引き剥がしたがって

受け渡さすべきではない
迂濶に買い付けると
才能が泣いていた
素質も絶たれてしまう

器械の再帰は奇抜だ
万歳する万力も
足並みを揃えてや
偶発的な変革こそ生じる

ヌーが子連れにしろ
部族の酋長は着ていまい
しょっちゅうだと
臍曲がりな文化ならば

催された嗅覚を
言葉のコロンだった
触りも興されると良いぞ
ジャスミンなのか

七節目の後半の二行で
本作を取り上げる
どうも構文が脱落してら
クラッシュを感じろ

画期的な階調が面も
露に水没していた静粛に
恰も坩堝の縮尺わ
馴染まない如く

一頃は楽しかった
なんて可知性だろう
施さなくてはならないと
張り合う総てが窘める