ワーク・アウト

結城永人


悪いときこそ悪いことが
立て続けに起きて
負の連鎖を断ち切れない
もちろん
旧くも生き延びて来たと
解ってはいながら
頭が回らなくなっている
きっぱり
何とかするべきだろうに
終幕を迎えたいか
悲しくもなければなんて
そうこう
悪いままではあり得ない
腕捲りをしながら
突き出して行く気持ちと

壁だった
鼠も穴を開ける壁なんだ
壁なんだ
打ち破れなくはなかった
なかった
棒ぞ支えてない壁くらい
壁くらい
打ち破れなくもないんだ
ないんだ

将来が不確かだとしても
としても
確かな将来でもないのか
ないのか
将来は不確かで構わない
構わない
確かだったにも拘わらず

あやふや
稼ぎへ就けない世の中だ
ワッフルも買えず
読んだのはホームレスで
たとえば
堪能してなかった贅沢と
甲斐がない心労を
余りに解り過ぎるような
こうああ
閉ざされては泥だらけで
立っていられない
後生ではなかったにしろ
どうだい
骨折らざるを得なくてや
枯渇したばかりか
当たり前の活力でさえも
いわゆる
天災として迫られていた
胸を張ってみても
良くないものは良くない
からきし