テレシス

結城永人


見たい夢を教えよう
僕がだが
教えようではない
見たい夢をだ
もしかして君もならば
教えようをか
あるいは見たい夢でも
授からなくては
僕ではなくなってしまう
君もか
さもなければ止めておく
直ちに授かるかぎり
君はいなくならないと
気持ちが分かったんだろう
僕のだ
僕も君のを分かる
待機しないで
君のが分かったとすると
もちろん気持ちなんだ
収拾が付かない
猜疑するつもりこそなくて
明快なのは持ち様だった
気のなんだ
置いても置かなくても
赤の他人かどうか
分からないよりは伝わる
なので我を通してみたんだ
待機したか
君を赤の他人とした僕を
待機しろ
したんだ
分かりやしない赤の他人と
僕は悲しまない
君だって悲しまないものの
伝わらない気持ちよりか
なかったことにならず
退屈しても論外だ

南海の島へ行って来て
横倒しの植木鉢もあった
教えている
見たい夢を
授けなくてはならないんだ
チョコレートを食べた
クリップで留めた
入れながら
透き通るのが気持ちだった
気持ちを入れたんだ
食べるも留めるも
分かるか
チョコレートがある
クリップも
貰うだろう君だとすれば
物象ではない
見たくない夢ではなく
教えようもあり
シーツを広げている
分かるのかどうか
授けられずにいなかったと
僕が寝転んだのは草地で
シーツよりも
離れ去った南海の島に着き
極彩的な浅瀬を
受け取りながら
いた
いるのではないんだ
シーツとして感じられる
草地に
鉢植えが横倒しだったんだ
まさか君がか
僕はではないらしく
分かるならば来たのかも
来なくては行わない
行うとすると分かり捲る
分からないまま
君でもないとせざるを得ず
いなかったので
たぶんきっと恐らく
芋虫と直面した僕にとって
這い出しながら
シーツをではない
小高い丘の穴でだった
分からないか

どちらにしても
一匹の芋虫だけしかいない
素晴らしい気持ちがする
僕は貰った
いない君も素晴らしい
分かれば貰わずにはいまい
気持ちのでも
夢を見たがって
教えようとすれば
相違してはならないんだ
まるで直面するように
伝わるにも拘わらず
分からないかどうか
赤の他人だと
してもしなくても
よもや良さそうだった
たとえ分かり捲らないで
君を喜ばせるほどに
ブルガリアへ旅立つよりは
だってヨーグルトだから
本場ではなくとも
素晴らしがれ
いなくはなかった僕なんだ
緩やかに流れる風の
夜景が訴えると
なぜか恋しくなってしまう
土も粉々に敷き詰めた
止めておけやしない