へぞなこそもにを

結城永人


表向きの
世の中は変わった
なんて引き延ばしだろう
児戯ではないか
心に迫るのは
他に何が良いとも
思われない

肩書きで
判断したくならず
殺せるかどうかではない
通念や習慣でも
振り回されず
誰でも別に良くて
認めている

僕は生き返れない
死んでいる僕は
僕は命を失ったんだ

考えてみろ
排除されていると
妖怪が妨害し
ただいるだけで
気に入られやしなかった
最上位の神様ならば
喜ぼうも

生き返らせる君が
君が死んでない
命を留めるべき君が

もちろん
緑と黒の構図を観て
度胸を試したかったんだ
聴き込む音階は
恰も銘の如く
何れも殊に良いか
受けながら

生き返れやしない
死んでいるんだ
命を失ってしまった

生き返らせられて
死んでなかった
命を留めておくべく