Uな天球でクルーズ

結城永人


計算外の動きも
予定されてしまっては
恋の花が咲く季節か
逃れられ得ない和らぎに
間隔を詰めるべき
感じ方ではなくなったまま

驚異的な喜びだ
二度と出会えやしない
好ましさそのもので
人生も呑み込んでしまう
心の繋がりならば
断じて切り放されもしまい

ありとあらゆる
悲しみが癒されながら
優しさに包まれたと
考えなくてはならなくて
まるで愛のような
気持ちが問われずにいない

失って来た全て
山積する難題の数々を
想って取りも直さず
行く末へは過るとしても
逆らえない哀切に
尻込みしてはならないんだ

祈りを捧げたい
夢の重みに耐え兼ねた
凌ぎ切れない幻滅も
抜けない闇はないんだと
まさか接触できる
重大性にも恵まれたらしい

やはり良いのか
足早に時は流れ去って
場を借りても程なく
身の丈と合わなくはない
なんて美しかろう
引き替えられはしなくとも