蒼穹では彩雲

結城永人


着れてなかった
トレンチ・コートなんて
不可能だったんだ
知らせるのは

僕にとって
気を引くのも
不可能ではないと
考えていたにも拘わらず

知られたかった
スポーツ・アリーナとか
飛び越えるように
まるで疑うべきだと
脱げるかぎり

気がないまま
差せもしてない――
君にとって

どんな在り方が
ファイナル・エイムでも
可能かどうか
考えたくないんだ