ろうき

結城永人


ことり
かなわない
よすぎへあらわれながら
すこしずつからを
やぶった

ひかる
はるさきの
ようこうにつつまれて
もとめられた
きもしげり

すいすい
さかながおよいだ
ながれるかわで

ゆきどけも
やますそのさとには
ひるねするねこ

かくて
たちよりがてら
かぜはくねる
あおぞらへ
はなやいでいたかの
ようだ