北斗七星

結城永人


途方に暮れる
沈黙を破って
生気が湧いた
頑張るんだと

北斗七星が煙らない

考え込んだよ
何から何まで
恰も夢の如く
行なわれてた

北斗七星が酔わない

路頭に迷える
透明を掻いて
気力が漲った
達するんだと

北斗七星が翳まない

思い込んだよ
何から何まで
恰も幻の如く
行なわれてた

北斗七星が陰らない

唐突に差せる
騒音を挽いて
力業が冴えた
命懸けんだと

北斗七星が去かない

感じ込んだよ
何から何まで
恰も嘘の如く
行なわれてた

北斗七星が吊らない

混沌に着ける
極色を捌いて
業苦が翻った
撤するんだと

北斗七星が下らない

覚え込んだよ
何から何まで
恰も偽の如く
行なわれてた

北斗七星が穢れない