21世紀のソネット

結城永人


寝台へ仰向けになって
浮遊するのが見聞される箱型に
死にたさが括られてる
抱えてた数日間と似付かわしく

僕は思考しようとした
味気ない髑髏と不本意な距離で
存在こそ抹消できない
薄明は家具を照射するのに……

窓掛けを通り抜ける夕刻だった
外部性と呼びたくなり
途端に相応しくない口先がする

如何ほどか彷徨いつつ
接触してみると書けなくはない
僕が要するのは自然だ