Clearance

結城永人


真夜中の教室は体育館の横に投げ出されている
無人の図書館は正門の端に放り出されている
静かなプールで泳ぎたかった
寂しいトラックで走りたかった
不意に朝が遠く感じるから
裏庭の丸太の上でもう暫く目覚め続けていよう