高校時代の少年期には

結城永人


本ばかり読んでいた
一人でいつも過ごされた
胸に誓った言葉があり
友達は要らない

考え出してみると
進学するべきではなく
戒めの気持ちとして
孤独を課したはずなんだ

不確かな現状なのか
勉強へも大して身が入らず
のんべんだらりと生きて
本しか読まなかった

本こそ狙いたがり
打ち込むように読書へ耽る
発見しようとしたのかも
確かな現状を掴み取るために
正しく書かれている
本が好きだった

自分探しの旅で
知らない世界へ飛び込めば
惨めさも免れるほどの
本と出会うという

避けられないし
貪りながら疎まれもしないや
本のみ求め切る