天上の文学

結城永人


悲しいときは終わりだ
終わりにして先へ進め

過ぎ去った情けなさに
生き得る切なさがある

生き得る切なさだけを
気持ちへ取り入れれば
満足されるはずだった

太陽の凍り付くような
自然も付き従うかぎり

著さずにはいられない

自分を変えて行くんだ
世の中が違って見える
好ましくは思い遣りだ

思い遣りが難しかった
如何に掴めるだろうか
水の中の魚でもなくて

注意深くやってみよう
慎重さを欠いた動きは

無駄骨が避けられない
恐ろしい嵌めに陥るぞ