流れ星は閃いて空の彼方に

結城永人


五年も六年も否
七年も八年も良く続いたものだ
貴方だけにあげるよ
くっ付き虫だとしたら学校帰りに探検でもした思い出だろうか
嬉しくて温かい
というふうに受け取られる
気持ちは蛇苺のような
いつもの通り道にしては感覚も刺激されずにはいなかった
春の珍事を催させる
お礼がしたいんだ

僕と天使との動きへ
瞳を逸らさずにいたなんて
大して好かれてないのか
または必要性がなく
実際にどうでも良くなってしまった人柄ならば
何れも当たらないにしろ
乗りそびれた白鳥の遊覧船に誘ったりするのも
自分本位でしかないかぎり
およそ独りで赴いた方が身を引き千切られるくらい
淋しくてまるで呼びかけていた

大丈夫だろうか
遠過ぎて招き返しもできないのだから
せめて楽しさを
横笛の調べに託してぴーひゃらぴーひゃら吹き奏でるまま
合いの手もないとか涙ながら
百も承知で訴える世の中よりも
近頃はどうなのか
強ち熱こそ上げれど
心拍数も高まって行くよしは否み兼ねるし
仲良しが偲ばれた