心の声に耳を澄ませば

結城永人


君たちが分かって来る
人生設計に役立つ思想は宇宙だ
満足感を持って迎えられる
賞賛するべき乳液だ
浸り寛ぐや否や
算段も朧気なほどなので
太陽としか象徴されなかった
不可欠な現在だが

ところでただし
精神よりも考えられないのは
分かって来ると分かった
一般の身体活動だろう
君たちは知っているかしら

降り注ぐ光の中で
響き渡る音と共に
魅せられる味がし
惹かれる香もし
纏い付く熱の側だ

前提条件として精神は
実在を肯定するために
頭を働かせる
脳が要るのも
自らを表現するくらい
知られないと
志向的に行ったのみで
頭は利かない
思想も法則性に留まる

光の中で降り注ぐ
音と共に響き渡る
味がして魅せられ
香がして惹かれ
熱の側へ纏い付く

いっそ君たちの
頭も制御した生活様式が
完結した暁には
花盛りの文化の訪れこそ
主義へ席巻して
諭さざるを得ないかぎり

抜本的に捉えて
経験を委ねられる血肉か
命に基づく創造を得たか
永遠ともたぶん
自由ともきっと
無限ともおよそ
示される豊穣さにせよ
必ず通じたりもしないか