地球の食卓

結城永人


僕たちはべきだ
首肯する
しない欲望ではなく
伸びて行くを
山帽子の木

立たせながら
立つと思いながら
思わせない立ちにこそ

祈るようにも
頼むようにでも
縋るみたくか
叩くようにとも

する木肌の
するする滑る
滑りたいする
する木肌の
せざるを得ない
するするの手によって
木肌のする
感触を留めながら

胸に
心にするする
忍び寄る影のような
手によってかも知れない
する木肌の
子猫を撫でた
するするの
するするの手によってかも知れない
する木肌を

僕たちは
僕たちは
僕たちは

べきだ
べきだ
べきだ

忍従しながら
消化された全ての
ナツメグのために
するする問う
何をよりももっとずっと
遠くへ

べきだ
僕たちは
とでもかとでもより
北へ向けて
とにかく
ビッグバンへ
寄せてではなく
狙って
ふほ

捧げ持て
引き絞るを
弛みなく
変え行け
打ち込みを
紛いなく
飲み込め

染み切れ
考え抜け
浮き立つを
呼び戻せ