エピソードC

結城永人


君の全てが可愛くて

指一本
触れられないような
弾ける笑顔にも見出された

人生で最大の
楽しさかも知れない

困り者の魂へ
格好悪い気へ
頼りない心へ

思い遣りが示されたためだった

謝らないで
悔やまないで
逆に
君の方こそ
情を
匂わせて

いた

抱き締めたくなる
赤裸々に
声もかけられないまま
直ぐにでも
歩み寄れたら
慰めなら

人生で特大の
嬉しさかも知れない

感じ取りが促されたせいなんだ

いた

緩やかな時の流れと
和やかな場の保ちとそして

華やいだ世の兆しに