あり得なさ

結城永人


雪解けのようにまるで
張り巡らされた憂いこそ
すんなり頷かれるのだった

貴方が僕を見てくれている
神経を磨り減らすべきなどではなく
一人なんかで弱ってしまうばかりよりも
立ち向かわなくてはならない
困難が待ち構える状況だとしたら

僕も貴方を頼りにしながら
生きて行くしかなかったのだから

咲き揃う花たちは告げる

自信を付けてか
梅は散れども辛夷は輝いて
確信を待たずか
桜も開けば水仙も縮まらず
交信を図るしか
紫陽花の蕾さえが増えるし

上がって行く
調子にもはや羽目を
外さないかぎりの
人生の波に乗り

僕は頼りにしながら
見てくれている貴方へ

忠誠を誓いたい