付き合い易さ

結城永人


一緒にいたいのは想いが分かるので
好きなほどに親しまなくてはならず
離れてしまえば悲しまれるかきりだ
振り返ってや正しいわけでしかなく

近寄らせずに
僕は
知らないまま
心を
預けたようだ
君へ

君も

心は

僕か

海蛇が泳いで行った
残された砂の城には誰も住んでない
杉山が霞んで行った
浮かんだ白い月へは何も写ってない

預けたようだ

知らないまま

近寄らせずに

君へ
淋しげな
心を
奇しくも
僕は

近寄らせずに

知らないまま

預けたようだ

僕は

心を

君へ