助けてもくれたら

結城永人


貴方が恋しくなった
心に染みて行くほどに
想いも溢れずにはいなくて
静かに迎えられる夜の
噛み締めてしまう出会いに
否応なく受け取る

泣き出しそうな顔で
一人にしてはおけないと
悟るような望みかしら

助けてもくれたら
貴方が恋しくなった
一人にしてはおけないと

明るい海辺で
犬や猫が転げ回っている
日が落ちると
流れ星へ消えるしかなかった
悔しがれども
僕には離れられやしない

助けてもくれたら
僕には離れられやしない

助けてもくれたら
貴方が恋しくなった
一人にしてはおけないと

食っ付いて水も甘く
寄り添って胸も熱く
触れ合って絆も深く
引き連れて道も軽く

僕には離れられやしない