励み念

結城永人


知らない世界へ
アンテナを伸ばすと青梅が酸っぱい
宇宙へと出てから
見返された地球の彼方には
自分は存在しないんだ

関心が低くて増えて来た
興味が薄くて湧いて来た
視野が狭くて
膨れて来た
判断力を

素晴らしく示そう
心から開放されるような仕方で
物事を説明したい
上手く行かなくて格好悪くても
意志は変えないと
冗談めかしたりしてしまっても
尽くされた誠意だ

親しげに
頭が良いと
誉められ得る
ある人へ

切なげに
胸が熱いと
匂わされ得る
ある人へ

申し訳なかった
少しだけ離れても
近寄られながら
ショックを与えて
考えていたのに

羽根が
天使の
ペンか

または
飛行機雲のくるりんぱか
たぶん
きっと

普通の何気ない話で
十分に楽しめる
幸せというか
地道な生活の中に
潜んでいる笑いも箪笥なんて
感じ出すほどにか
癒されるみたいだった
皆にとっては
違うとしても苛められずに済むかぎり
生き易くて
有り難いと守り抜き切るべく
姿を眩ませるよりも
空気に染まるかのような足掻きを
止めずにいたくならされる
僕だったのならば

是非とも輝きに煌めいて

乏しげに
手が深いと
嘆じられ得る
ある人へ