Section 7

結城永人


思われないと助かる
生活を無駄にさせられたとは
唇が切れたのも
乾燥で潤いをなくしたせい
パサパサで
ブチッの
感じ
曲がり形にも
噛んで
噛んで
血が出た来たとの流れは
×××
誰のせいにもできない
するな
なさ
さてや
確かに狐の襟巻きは一頃でも着けていたし
特撮物が受けて身を乗り出した少年だったので
勢いとばかりに
反時計回りの
I love you
伝えられずにはいなくて
とかなんて
なる
若しくは
なったなりになれば
襤褸糞を投げ出し
背凭れに星を預けたまま
見返してやる
何れにしても傷め付けられるのは酷だ
告げないでいた
暴かないでいたのだった
チョコレートをタオルと上の空で
被り付きのステージに
囚われの日々が苦味走ったとしても
どこかで尊んでいる
露骨には仕舞えない動き方で
命のみ祈りながら