Section 9

結城永人


掻き分ける
春夏秋冬の
季節を掻き分ける
四季だ
来た
四季が来た
駆け抜けろ
青春
良いことがあるからきっと
なくても
肥やしにはなるはず
耕していた
農地を
人間性の農地をだ
汗水を垂らしながら
問い続けていると暫くして
都市が実った
宇宙に
遠くにまで
脳味噌にまでもか
実った都市は
疎かとも
誰もいないので
草木も生えず
静かだった
農地だった面影を残すのか
原型は留めているので
震えたのも骨だ
飛んでもないくらい
大波が押し寄せる
今だから
いわないわけではなく
繰り返した
返し出すと止まったのが
未練だった
よもやついに
花は咲き
鳥は歌い
風は吹き
月は踊る
右太股で
赴く
花鳥風月へ
及ばない最後が全く
夢なんだ
抱くのだった
皆って