ラビリンス

結城永人


心残りの恋しさは
強ちとも承知してない
託された生き様こそ
引き継いでいる

貴方がいなくても
構わないと想いながら
悲しみを抱きたがり

雪深く避難する如く
恰も凍傷で死にかけて

一人になりたかった

分かって欲しい
伝わらなくても良い
届かなくても良いんだ
甘くない命がある

枯れた世間を臨めば
救助されるのだろうか
僕と仲良しなんだ