リゾート

結城永人


知らなくて良い
恋も魔物だ
考えてみるや
行き過ぎた余りの
切なさが込み上げる
包まれていたかった夢を
降らすのは妖精さ
底意地で
癒される痛みもある
彼方だろう
綺麗ならば
肩を並べて歩ける
二人は優しさに満ちていて
口を割らなくとも
同じではないかしら
構わないんだ
覚えない方が益しだった
涙を武器にする
思いも
判らなくはないまま
夢こそ望むべきなんだと
決して壊せない
惹かれた胸の脈動へ
騒がしくも
潔さを秘めていた