シンパシー

結城永人


所有する実情なんだ

なぜか聴いてしまう
久しい音符の芸術を
平滑せざるを得ない

なんて快適だろうか
僕自身が安堵できた

まるで理性のような
色調を視たくなった

背かないで構わない

思考するべき機会で
読んだ本は啓示的だ

なんて社会だろうか
永続する象徴だった
昼夜を措かないまま

君自身も生身なんだ

さては凝ったりせず
飽きたりもしないで