時空での妖精

結城永人


優雅な舞いを刻む

妖精は透けながら
学びながら時空を
越えて来たようだ
まるで抜け出して
荒野の近くに遇う

唸らない蝿よりも
けれど疑われなく
蝿よりか緩くない
さても感じられた

太陽光線で踊った
よもや忘却される
果てのない明るさ
時空と学びながら
透けながら妖精が

確かに視られたら
どんな投げキスも
吹き消せはしまい

親身な流れを圧す

妖精は遊びながら
澄みながら時空を
継いで行きそうだ
よもや貼り合わせ
星雲の濃くに遇う

呻かない蛭よりか
さても否まれなく
板よりも硬くない
けれど考えられた

森羅万象で笑んだ
まるで追憶される
限りのない細かさ
時空と澄みながら
遊びながら妖精が

必ずや聴かれたら
どんな振りハグも
取り去れはしまい