片田舎

結城永人


ごらん
農民が田畑を耕してるのを
いるね
小鳥の集団も土手を駈けて
はたと
飛び立つのは良好な天気へ

木々に囲まれた村里である
そうして清々しく過ごした
吹き来る風が真水のように
どんな気持ちも遮らず――

作物を考えてるのをごらん
農民は
小鳥の集団も散っているね
土手で
打ち込むのは天気へはたと
良好だ

村里に暮れる気持ちならば
もしかすると道程を安らぎ
徹さなくてはならなかった
考え方のようであろう――

ほら
家路を辿る農民も
ごらん
さあ
一羽の小鳥が掠め
いるね
そら
土手で現れ出した
はたと
まあ
本物の天気なのか
やはり

大都会は明るく
修飾される
まるで沖合いの
汐であった
夥しい
電灯が点描しながら
星並みよりも
緩やかなのだ

子午線を
ほら換えて
回転する
さあ地球と
片田舎で
そら心肺も
快調とは
まあ行くや

木々に包まれる田畑である
もしかすると土手を休まり
夥しい天気が能われながら
奇縁だったのかも知れない

天使が
ほら
中空に
さあ
神様も
そら
降臨か
まあ

今此処は厳しく
岳であった
険しい
安らかなのだ

ごらん
いるね
はたと
やはり

今此処は厳しく
険しい

ほら
さあ
そら

今此処

ごらん
ほら
いるね
さあ
はたと
そら

片田舎の正しい
象徴として
さらに僕自身を
表すべく
探求した
今此処
誰が何をしようとは
恣意的なので
朗らかである

ほらごらん
さあいるね
そらはたと

僕自身の正しく
生きられる
君は沈黙しようとも
朗らかなのだ

かくて

現実に持つべき目標ならば
きっと祈りを捧げた感情の
至福であるかも分からない