バッチリ

結城永人


陽の楽しさ
覚えたてた
目高の稚魚の泳ぎ方
見付けておくれ
同じではない
幸せな一尾の
池の特色を

気持ちならば
面白いように
ややも生活は
続くのだから

嬉しい月も
受け取って欲しい
見えやしないか
水は暗くて
群れ集った
目高たち
岩場の陰へと
入ったきりで
闇も深まり

どんな不安に
迫られながら
言葉を失おう

待たれる朝が
なんと美しく
訪れて来ない
吟われそうで
ついぞ慌てた

夜明けは近い
遅れて少しわ