煌めきは待望で

結城永人


塗り潰された淋しさか
殆ども求め及ぼす
心の住処を考えさせられて
まるで雨中のような
退屈が凌げずに

足元を固めた状態の
痛快と受けるべき
語り草が思い浮かぶまで
踊りたくならなかった

たとえ鮒が泳いでも
小川の流れは知らない
身持ちへ成れ果てていた

歩み寄りをみせる
粋な計らいもないのだから
呟きが独り言になった
静けさの広がる冬枯れと