ぽつん

結城永人


味わい深い
型崩れを嘆じるまで
傷付いて来た
確かに引き擦らざるを
得なかった心情は
一溜まりもなく
儚過ぎる

型崩れを嘆じるまで
好よりも愛に
溺れてしまって
人生が台無しだったと
考え返せど

傷付いて来た
他言とは受け取らず
須くや否定されたまま
努めて励むんだ

確かに引き擦らざるを
訴えられたような
気もしながら

得なかった心情は
様々な局面を結集した

一溜まりもなく
追い付かないでいて
悲しみへ取り残される
生き方が良いのか
尤も難局では
不味そうだ

儚過ぎる